これを読めばお酒はより楽しめる嗜好品になる!お酒の好みのポイントなどをご紹介

お酒には実に様々な種類があって原料だけでもブドウやリンゴといった果実酒から米や麦といった穀物酒、芋焼酎のような植物の茎や地下茎まで多種多様です。
これにカクテルなどのフレーバーを組み合わせればその種類は無限大といえます。
多種多様なのと自分の好みのものとを探し当てることで見つけることができるようになり、楽しめる嗜好品になることでしょう。
最近では最初が必ずしもビールである風潮は、消えつつあるので気にしなくて大丈夫です。

これを読めばお酒はより楽しめる嗜好品になる!お酒の好みのポイントなどをご紹介

お酒の好みは、嗜好品の傾向でもおおよその特定できます。
甘党か辛党かでも、甘口・辛口のお酒を分類できるのです。
コーヒーや紅茶が好きなのであれば、カクテルなどでこのフレーバーを試してみるのも手です。
日本料理が好きなら、日本酒を試してみるのもおすすめと言えるでしょう。
洋食や中華といった好きな食べ物のジャンルはその料理に利用される酒類と密接に関わっていて、合わせることで美味しさに気づけることもできるのです。

お酒と料理の相性にこだわるペアリングとは?

お酒と相性がいいのが、和風料理です。
刺身や懐石料理などまさにお酒と追うのです。
ためしにビールやワインと比べてみてください。
これらの料理には合わないことがわかります。
お酒が嫌いな人も納得できるのではないでしょうか。
お酒とのペアリングで一番いいのはこってりしたものであり、刺身がもっとの相応しいのです。
いっきにたくさん食べるというよりも、ちびちびしながらその間に少し飲みたいといった雰囲気にかられてしまいます。
大食いよりも少なくして飲みます。
そのため料理の味以外にも、その場の雰囲気をうまく作ってくれるものになります。
そうなれば料理の味がもっとも美味しくなり、食が進みます。
まさにペアリングと言っていいのです。
口にするものは何でもいいという人はいないはずです。
その場とその場の料理とが上手く絡むことでおいしさを引き出してくれます。
食事だけがいいのではなく、雰囲気をうまくつくっていくかが重要であることに変わりないです。

お酒には色々な種類があるけれども製法により醸造酒・蒸留酒・混成酒の3つに分類

ビールやワインは醸造酒に分類され、原料に含まれる糖を酵母菌によって発酵させる製法で作られるものです。
できたものをそのまま飲むお酒で、原料は穀物や果物になります。
日本酒も醸造酒です。
ウイスキーや焼酎は蒸留酒に分類され、醸造酒を加熱し蒸発させて蒸気を冷やし、アルコール分を中心とした成分を集める製法で作られたものです。
醸造酒よりもアルコール度数は高くなるので、そのまま飲むよりも、氷や水などで割って飲むお酒です。
原料は麦やトウモロコシ、さつまいもです。
他にも蒸留酒には米麹で作る泡盛や、ワインを原料としたブランデー、カクテルベースで知られるラムやウォッカなどのスピリッツも蒸留酒です。
混成酒は醸造酒や蒸留酒に糖分や果物を加えて作られるお酒です。
再製酒とも呼ばれ、リキュールや梅酒などの果実酒があります。
料理につかうみりんも混成酒になります。
水やお湯で割ったりカクテルに使ったりと色々な方法で楽しめるお酒です。

ペアリングはお酒と料理の組み合わせを意味するもの

ペアリングとはお酒と料理の組み合わせのことで、ワインにステーキ、ハイボールにはから揚げというように複数ではなく一種類のお酒に1品の料理を合わせて行います。
2つの相性については普段から意識されており、お酒を楽しむための要素として必要なものとなっています。
それぞれを単体でいただくよりも、組み合わせることで両方が美味しくなるのがペアリングです。
このためレストランでコース料理を頼むと、料理1品ごとに合うワインを選んでペアリングを楽しくことができる店もあるようです。
反対に居酒屋などの飲食店では、お酒の味を引き立てる料理を選んでメニューに出すこともあり、店の中には好みの日本酒やビール、ワインなどを飲みたい時、美味しく味わうために相性のよい料理について聞くと、おすすめを教えてくれる場合があります。
ワインと料理のペアリングをするときにはワインの色や香り、産地や味の濃さ、原料などを考慮して合わせるだけではなく、対照的で別の味を選んでそれぞれにある良さを引き出す方法もあります。

赤ワインにはステーキでハイボールには唐揚げなどお酒と料理の2つの要素を組み合わせる

お酒と一口に言っても、多種多様なもので構成をされているものです。
日本では1990年代にワインブームが巻き起こり、幅広い年代層の方が嗜むようになったお酒です。
この品でも赤と白に分けることができ、それぞれで異なった風味を醸し出しています。
ここでは簡単に、赤ワインと昨今の若者の間で人気のハイボールについて解説をしていきましょう。
お料理と合わせることを前提とすると、前者はステーキ・後者は唐揚げになります。
基本的にお酒を食事の席で楽しむ際は、2つの要素に分けて組み合わせると良いものです。
淡白な味わいのメニューなら辛みが強いもの、濃厚なものだと甘みを含んだお酒にすれば良い案配の味を実感できます。
唐揚げのような脂っぽいものだと、お口のなかを爽やかにしたい欲求が生まれるため、炭酸を追加しているハイボールが打って付けです。
通常のウイスキーの水割りよりも喉越しが良くなる要素を持っているアルコールで活用できます。

世界には様々なお酒があるが、共通しているのはアルコールが含まれている点

世界共通の文化のなかに、飲酒というものがあります。
多くの国で20歳以上の大人しか飲めないものと位置付けており、日本でも同様です。
お酒の魅力は何と言ってもアルコールであり、飲めば気持ちをリフレッシュさせることが可能です。
むしろ、この成分がお酒の必須であり、含まれていなければジュースとなるわけです。
お酒にはいろんな種類がありますが、日本だと清酒からどぶろくが古くから各地で作られてきました。
ここで疑問として浮かび上がるのが、アルコールはどのようして誕生するのかということです。
簡単にその解説をしていきましょう。
清酒を例にしてあげると、米から作られている麹を発酵させることで生み出すことができます。
約40度の温度・90パーセントの高温多湿になる醸造所内で半年以上かけて麹を発酵させて清酒を作り、そのあとはタンク内で撹拌をして完成させます。
このとき麹菌が分解されてお酒が誕生していくわけです。なお、米だけでなく麦で作ることも可能です。

日本においてのお酒は酒税法でアルコール分が1度以上の飲料

日本において、お酒とは酒税法で定義されており、アルコール分は1度以上の飲料とされています。
お酒を飲む人であれば度数が何を意味しているのかは分かるはずですが、これはパーセントに置き換えた数字と変わりません。
つまりアルコールが1度とは1%の飲料と同じことです。
一般的なアルコール飲料の度数は、ビールが5度くらい、日本酒やワインは15度くらい、焼酎は25度程度、そしてブランデーやウィスキーは40度程度となっており、全て1度以上ですからお酒に含まれるわけです。
逆に言うと、アルコール度数が1度未満の飲料は、化学的にはアルコールがその中に含まれていたとしても、酒税法でいうところのお酒にはなりません。
酒税法の対象外ですし、未成年者が飲用しても法律違反とはならないわけです。
ですが1%未満であってもアルコールが含まれている場合には酔ってしまう可能性があります。
ドリンク剤などにこのような例がありますので注意しなければなりません。

醸造酒の代表的なお酒はビール・ワイン・日本酒

お酒の分類の一つに醸造酒がありますが、これは原材料を酵母によりアルコール発酵させ、発酵後そのままでお酒として飲用するものを指します。
ごく簡単に言えば、酵母は糖を原料として二酸化炭素とエタノールを作り出す働きがあります。
大麦・ブドウ・米にはそれぞれ糖質が含まれるわけですが、これらを原料としたお酒が即ちそれぞれビール・ワイン・日本酒になるわけです。
ただ、ブドウの場合は初めから作用できる糖質が含まれていますが、大麦や米の場合はデンプンですので、まずこれを分解しなければならない違いがあります。
ちなみに、ここで言う酵母はパン種と全く同じものであり、小麦粉を練って発酵させることで二酸化炭素のガスが生じ、これによって生じた網の目構造のために焼いた際にパン特有のふわっとした食感が得られることになります。
パンの場合でも実はエタノールも生じているのですが、焼く過程で蒸発してしまい、パンに残ることはありません。

蒸留酒の代表的なお酒は焼酎・ウィスキー・ブランデー・ウォッカ・ラムなどがある

醸造酒を蒸発させてから濃縮させると蒸留酒になります。
代表的なものはまず焼酎とウイスキー、ブランデーです。
さらにウォッカやラムも馴染み深いです。
焼酎は日本の伝統的な蒸留酒で穀物や野菜から作られるお酒です。
主な原料はさつまいもや麦、米などです。
ウイスキーは発酵したライ麦や小麦、トウモロコシなどから作られる琥珀色のお酒です。
ほとんどのウイスキーは瓶詰め前に木製の樽で熟成されアルコール度数は40%以上です。
さまざまな種類があり、通常は原産地、穀物の種類、ブレンド方法によって区別されています。
ブランデーは果実を発酵させて作ります。
ブドウが最も一般的ですがリンゴやアプリコット、モモも使われます。
ストレートで飲むことが多いですが、カクテルのベースにもなります。
ウォッカは穀物やジャガイモを原料とします。
この透明な酒はロシアとポーランドで有名ですが、今日では世界中で作られており、カクテルやミックスドリンク、ショットなどにもよく使われ、どのバーでも欠かせないお酒です。
ラムはサトウキビから蒸留されるお酒です。
純粋なサトウキビ糖、シロップ、糖蜜のいずれかを使用することが可能です。
どのようなものであっても、ラム酒の味の基本は甘くトーストされた砂糖のような風味です。

結婚式などで飲むことが多いシャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で製造されるお酒

お酒にも実に多くの種類があります。
日常的に飲むお酒としては、日本酒やビールが有名ですが、結婚式など特別な場面で飲むものもあります。
お祝いの席ではシャンパンが用意されることも多くなっていますが、簡単に言うと発泡性のワインです。
泡立つワインはすべてシャンパンと考えている人もいるかもしれません。
フランスシャンパーニュ地方の特定の地域で、特定の品種のブドウを使い伝統的な製法で作られたものがそう呼ばれています。
それ以外の発泡性のワインはスパークリングワインと呼ばれています。
購入するときは、どちらであるのかをよく確認しておきましょう。
シャンパーニュ地方で作られていることは大切な条件ですが、それだけではなく瓶内二次発酵と呼ばれる製法で作られていることも要件のひとつです。
熟成期間など様々な規定があり、それを満たしていることも大事です。
原材料となるブドウはシャルドネ、ピノ・ノワールとムニエの3種類となっています。

お酒の楽しむ方法は人それぞれでたくさんある

お酒の飲み過ぎは健康に悪いため気を付けつつ飲みたいものです。
これほど飲み方が人それぞれのものもあまりないぐらい、楽しむ方法は様々です。
例えば外でしか飲まない人というのはよく聞くのではないでしょうか。
家に持ち込んでまで飲んだりしない、という人も結構います。
逆に外だと高いから飲まず、ほとんど家で安いお酒を工夫して飲む人もいるでしょう。
これはとにかくアルコールを楽しみたい場合、大容量ボトルが最もコストパフォーマンスに優れるという要素から来ています。
また、家で飲むのなら服装や泥酔を気にする必要もなく、気ままに飲めるのもポイントです。
テレビを見つつ晩酌するのは昔からある光景ですが、今はネットを見ながら、ゲームをしながら、さらにボイスチャットをしながらなどバリエーションが豊富になっています。
どれも人それぞれの楽しみ方ですが、お酒がそれを増幅してくれるのです。

海外のお酒は度数表記が異なっているのが基本

最近は以前と同じような宴会やパーティーを実施する場も多くなりました。
4年程度自粛を経験していたため、毎日のように飲み会をしたいという方も少なくないわけです。
以前はビールやハイボールを好む方が多かったのですが、近頃は外国のスコッチやウイスキーをたしなむ若者も多くなっています。
そこでここでは、海外のお酒における度数表記について簡単に解説をしていきます。
まずアメリアとイギリスは共通事項が多く、お酒に対して約50パーセントのアルコールを持たせることが可能です。
スコッチだと40パーセントとガロンという単位で示されており、20パーセントまで混ぜ合わせることができます。
中国やベトナムなどのアジア地方になると、度数は20パーセントまでと制限されるのが一般的です。
日本でもお酒は5パーセントから15までとなり、それ以上は個人で醸造することは許可されていないので注意が必要です。

お酒とソフトドリンクの見分け方と税率について

大人の楽しみである飲み物、それはお酒と答える方が大勢いるでしょう。
ワインやウイスキー・ビールなどに分類をされており、いまではスーパーやディスカウントストアでも気軽に買い求めることが可能です。
お酒と一言にいっても多様な製品があるため、しっかりと品定めをして希望する品を買い求める必要があります。
簡単にお酒とソフトドリンクの見分け方をご紹介しましょう。
まず注目したい点は、アルコールの度数です。
必ずビンや缶に表記されており、日本では2パーセント以上のアルコール濃度となったものがお酒と言われています。
それとは異なりソフトドリンクには一切含まれていないので0パーセントということになります。
見分け方はとても簡単ですが、販売価格にも違いがあるので解説します。
まず日本では酒税というのが設定されていて、2パーセント以上の濃度だと50円の税率を加算されているため、酒は単価が高くなるわけです。

お酒に強くなるためのコツと実践方法について

学校や会社だと、定期的に飲み会というイベントが実施されているものです。
大人が集まることを前提としているため、まず用意されるものはお酒です。
ビールやワイン・ウイスキーなどいろんな種類のアルコールを用意されるでしょうが、全員がお酒に強いというわけではありません。
なかには一口飲んだだけで頭が痛くなるという方もいるため、気軽に飲み会に参加ができないと頭を悩ませている方もいるといえます。
そこでここでは、どうしたら強くなれるのかを見ていくことにしましょう。
まず体質改善を実施することが先決で、普段から少量ずつのお酒を飲んで鍛えることが大切です。
国内で流通しているアルコールで一番弱いものは缶酎ハイというものであり、アルコール度数は1パーセントのみです。
最初はこの商品から挑戦していき、約半年程度でビールへとステップアップをすれば自然と強くなっていきます。
またおつまみも一緒に口にして中和をするのも効果的です。

お酒は水分がたくさん含まれていて体への影響が大きい

食べ物や飲み物はたくさんありますが、お酒の水分の多さは群を抜いているかもしれません。
例えばビールばかり飲む人がいて、2時間の飲み会で5回も6回もお手洗いに立つ人がいます。
それが異常なのではなく、そのくらいお酒は水分だらけだという事です。
飲み会から帰って寝た日などは、普段は夜中にトイレに立たない人でもトイレに立つぐらい、たくさん採取しています。
これが翌日の二日酔いに影響してきて、頭痛や気持ち悪さが残る状態になるのです。
二日酔いの対策もたくさんありますが、まずは水を飲む事が第一でしょう。
起きた段階では気付きにくいものの、脱水症状に近い状態になっているのです。
覚えておいた方がいいのは、これだけ日常とは離れた行為がお酒を飲むという事なのでしょう。
もちろん適量を楽しむ飲み方もありますが、意識が遠くなるぐらい飲んだ日というのは、それだけ体に普通ではない異常をもたらしているのです。

著者:上田年雄

筆者プロフィール

長野県松本市生まれ。
ワインソムリエとして活躍し、数多くの記事を執筆。
ネットでもお酒の魅力を発信しています。
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